フォークリフトを購入される際に気になるのはまず価格ですよね?予算組もありますから予めどのくらいの価格なのか?相場を知っておきたいところです。今回はフォークリフトの購入を検討している方向けにフォークリフトの価格相場について記事にしたいと思います。
新車フォークリフトの価格相場は?
荷物の重量、荷役の方法等によって、フォークリフトの仕様が変わり価格も変わってしまいますが、一般的な新車フォークリフトの大凡の価格帯を調べてみました。
国内新車フォークリフト価格帯(目安)テリー(カウンタータイプ)エンジン
耐荷重クラス | 主な仕様・用途 | 相場(新車・税込) |
1t未満 | 小型電動・エンジン車・歩行タイプあり | 約150万〜250万円前後 |
1.5t~ | 電動・エンジン車:1t荷役用 | 約330万〜400万円前後 |
2t~ | エンジン車主流:建材、重量物対応等 | 約450万〜520万円前後 |
3t~4t未満 | エンジン車主流:建材、重量物対応等 | 約600万〜770万円前後 |
※2025年(記事作成時点)
バッテリーやエンジン車の用途目安
①バッテリー車(電動式)
500kg~1.5tクラスが主力 → 約150万〜400万円前後
製造工場、倉庫作業向け、省エネ・静音・クリーン
②エンジン車(ガソリン/ディーゼル)
2t〜3tクラス以上が中心 → 約450万〜700万円前後
屋外・重量物向け、燃料補給が必要だが稼働時間長い
大型・高積載モデル(4t~24t):800万円以上~2000万円以上もあり
上記のように耐荷重クラスによって大凡の価格帯が決まりますので、実際にどのような重量の荷物扱うか?確認して予算の目安にしてみてはいかがでしょうか。
また、フォークリフトの仕様(マストの高さ、アタッチメントの有無、等々)によって価格は変わりますので、用途に合わせた仕様をフォークリフト販売店に相談して御見積を出してもらうのが良いでしょう。
中古フォークリフトの価格相場は?
先ず中古車も新車価格同様、クラス別価格がベースになりますが、中古フォークリフトは 年式・稼働時間(アワーメーター)・整備状態・メーカー・仕様(最大揚高、アタッチメント、キャビンなど) の違いで、価格が大きく変わります。
たとえば、同じ「2tクラス」モデルでも、状態によって販売価格に1.5~2倍ほど差が出る場合もあります。保管の状態、点検の実施、マストや油圧系の劣化、部品交換歴などが大きく影響しますので価格帯はその中古車によってまちまちという事になります。
実際に市場を調べてみますと、、、、、
程度の良くない中古車 ~ 新車並みの中古車で、所謂ピンからキリまでの中古車があり、新車価格の20%~90%程度で販売されているようです。
中古を選ぶときの注意ポイント
中古フォークリフトは【安く購入したい】というニーズにはもってこいですが、落とし穴も多いので気を付けないといけません。【安物買いの銭失い】なんてことにならない様に以下の点には注意しましょう。
①年式・稼働時間(アワーメーター)
古い機種は部品の供給が終了している機種もあり注意が必要。稼働時間が5000時間を大きく超えるものは油圧・機構の摩耗が進んでいる可能性あり。
②整備履歴と修理歴
漏れ・異音・油圧不良などがないか、過去メンテナンスの記録があるか。
③電動式のバッテリーの状態
電動フォークリフトのバッテリーは非常に高額。性能に問題ないか購入前に要チェック。
④仕様・オプション装備
揚高、アタッチメント、フォークシフター、サイドシフトなどオプションがついているかどうかで価格差大。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はフォークリフトの価格帯について記事にしてみました。新たにフォークリフトを導入される方は是非参考にしてみてください。もちろんリフトニーズも、新車、中古を問わず良品を極力安く提供させていただいております。是非お気軽にご相談ください。
今回のリフトラボは営業篠田が担当しました。